皆様!
いつも応援頂き有難うございます。またまた応援のお願いになって恐縮ですがよろしくお願いいたします。
競走部ではこの度ギフティングサービスを開始させてい頂くことになりました。ギフティングと言うと分かりにくいと思いますが、簡単に言うと寄付です。(クラウドファンディングとは少し違います。)投げ銭というシステムがありますがそれに近い形態です。「Unlim」に本日より登録し公開させて頂きました。
競走部への寄付は大学を通した未来サポーター募金があります。
OBの皆様には紫交会という組織があり、そこでの会費、寄付をお願いしております。
従来、大学も一般の皆様から寄付をお願いする時は上記の未来サポーター募金に1本化してください。と指導されておりました。
その理由はいくつかあると思いますが、不透明な資金の流れは組織の混乱を招く、教育機関としての大学が各種サービスなど利用するべきでない、というようなところがあったかと思います。
しかしながら、競走部では年度の収支会計報告を作成し、大学のリクエストなくても提出してきました。学生からの合宿の自己負担金などもしっかり収入の部に記載し(当たり前ですが)、活動資金の流れを明確にしております。
そんな信頼関係のもと、また世の中の環境変化に合わせて大学当局からも許可を頂きました。
色々な意見があるとは思いますが、「前へ」です。挑戦してみようです。
未来サポーター募金で、もちろんいいのですが、敷居を低くすることはとても重要な要素と思います。OB会の資金の集まり具合についても、寄付したいと思っていても、郵便振替とか、振り込みだと、ついつい後回しになり忘れてしまう。ということがあります。
その点、Unlimは思い立ったたら吉日(吉瞬間)。すぐにご寄付頂けます。少額でOKです。
収支決算を見て、いつも思うのは、学生への負担(ご両親・保護者)が大きい事。今年は合宿所の食事の見直しを行い、寮費も値上げしました。ご負担が大きいなあ。と。
また、今年は、新入生の保護者の方から、お電話頂き「住環境があまりにもひどいので何とかしてほしい。」とリクエストもありました。合宿所の整備はそう簡単に進みませんが、近隣アパートやマンションを借り上げて、密状態を緩和することは可能です。すでに新入生を受け入れるにあたり必須なので物件探しに動いております。
「元気があればなんでもできる!」と気合を入れがちですが、お金がないとできないことが沢山あります。一昔前の指導は、お金で解決出来る事、科学的アプローチで解決できることも、気合で何とかしろ、根性が曲がっている、やる気がないから出来ない、と精神論に置き換えられて指導されてきたように思います。
資金手当てするのも、環境整備するのも大切な指導陣の役目でしょう。選手に高いレベルの競技力を求めるなら、それに付随する生活環境の整備はとても重要です。「我々の時代はこうだった。から、わがまま言うな!」という時代ではないと思っています。そう言うことは我々の怠慢だと思っています。
更に、大きな枠組みでは、箱根駅伝が箱根駅伝だけに留まらず、各方面に好影響をもたらすべきと思います。今回の明治大学競走部、箱根駅伝チームの参画でUnlimを多くの方が知って頂ければと思います。寄付金の一部はアスリートフラッグ財団にプールされスポーツ振興に、マイナースポーツの発展にも使われます。
箱根駅伝は陸上競技の範疇(BIレベル)のイベントでなく、学校レベル(CI)レベルのイベントと捉えています。大学にも還元できるようにになりたいと思います。
現実に、競走部は長距離チームの活躍で短距離ブロック、競歩ブロックも活性化しています。短距離が、競歩が活躍すれば長距離も刺激を受けます。とてもいい相乗効果です。
また、佑樹駅伝監督の能力は箱根駅伝というチーム作りのみでなく、世界的ランナーの育成にも使わないといけません。先日の相澤君、伊藤君の日本選手権みても、学生選手への要求も大きなると思います。日本の宝のような選手が入ってくれば、大学や箱根の為だけという感覚でなく、日本の為、本人の為にが優先されます。もちろん今もそうですし、昨年の阿部などはその典型でした。学生が27分30秒くらいで走るのも普通になって世界に近づいていけると思います。その指導が出来る一番手は佑樹駅伝監督と思います。まさに箱根駅伝の創設の悲願が実現していきます。現場の指導者たちもそんな雰囲気を感じ、その使命感も感じております。そうなると西さんに佑樹駅伝監督がいたように、手足となるコーチも必要でしょう。
その資金はどすするか?ボランティアで???無理だよな!となります。
本当に、現場は良くやってくれています。学生も、保護者の皆様も、スタッフも。本当に頭が下がります。その頑張りだけではいつか瓦解してしまうかもしれません。
unlimのトップページで為末さんのインタビューがあります。
『アスリートやスポーツが持つソフトパワーはとても強いものだと思っていますから、教育や地域活性化といった社会課題の解決にも貢献できるはずです。ただ、今のスポーツ界はそのソフトパワーをまだまだ上手に活用できていません。
スポーツに何かを込めると強力な増幅装置になるんです。そういったように“スポーツに何を入れるか”を考えていくと、社会課題に良い影響を及ぼしていくと思っています。最近では個々のアスリートが「僕を応援してください」ではなく、「僕は社会のこういう課題を解決したいから、一緒に応援してくれませんか」というように、応援の対象を自分からビジョンへと変え、それによって資金や力を結集する事例も増えていますよね。この形の支援は長続きしやすいですし、社会に良い影響を及ぼすものなので、とても良いと思っています。』
この部分は我々も学生もしっかり考えたい部分です。スポーツで社会にも貢献したい。
スポーツが健全に行われる社会はとても健全な社会だと思います。このコロナ禍の状況でもお正月の各種スポーツが開催されれば、明るい気持ち、希望がある、前向きになれる、と思いませんか!?
さらに箱根駅伝は始める前の今も皆様に大きな楽しみを提供しているのではないでしょうか!?
誰が1区、2区は誰だ、5区の鈴木はどうだ?
駒沢が調子良さそうだ!
コロナ禍でリアルな活動が制限される中では特に。
また1年渡って楽しみを提供し続けらるコンテンツはそうそうありません。
そのコンテンツの中に自分の御贔屓の選手やチームが皆さんの分身だと思って、皆さんの夢も乗せて応援するのは楽しいことだと思います。
4yeasで立ち上げ想いの記事を書いて頂きました。感謝です。
unlimシェアも大切なギフティングになります。皆さまの夢も乗せて応援頂ければ幸いです。