競走部監督ブログ 

明治大学体育会競走部監督園原健弘のブログ

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2019年度夏季合宿スケジュール

OB・校友の皆様へ

2019年度夏季合宿下記の通り行います。

お問い合わせ⇒sonohara@lava-tube.co.jpまで。

 

【長距離】

1.妙高高原選抜合宿

期日:2019年8月2日(金)~13日(火)<11泊12日>
宿舎:サン・ヴィレッジまちだ(新潟県妙高市杉野沢2003)

 

2.妙高高原合宿

期日:2019年8月2日(金)~13日(火)<11泊12日>
宿舎:すぎや(新潟県妙高市杉野沢2692)
         やまきや(新潟県妙高市杉野沢1954-1)

 

3.紋別選抜合宿

期日:2019年8月24日(土)~9月2日(月)<9泊10日>
宿舎:ホテルオホーツクパレス(北海道紋別市幸町5-1-35)

 

4.  青森選抜合宿

期日 : 2019年8月24日(土) 〜9月2日(月)<9泊10日>

宿舎 : 青森センターホテル(青森県青森市古川1丁目10-9-1) 

  

5.菅平高原合宿

期日:2019年9月10日(火)~19日(木)<9泊10日>
宿舎:明治大学菅平セミナーハウス(長野県上田市菅平高原字菅平1278-292)

 

6.菅平高原選抜合宿

期日:2019年9月14日(土)~19日(木)<5泊6日>
宿舎:山光館(長野県上田市菅平高原1223 - 2892)

 

7.立山選抜合宿

期日:2019年9月10日(火)~19日(木)<9泊10日>
宿舎:立山グリーンパーク吉峰(富山県中新川郡立山町吉峰野開12)

 

【短距離】

葛巻合宿

期日:2019年8月5日(月)~11日(日)<6泊7日>
宿舎:ふれあい宿舎 グリーンテージ(岩手県岩手郡葛巻町葛巻5-170-2)

 

 

競歩

志賀高原合宿

期日:2019年8月9日(金)~15日(木)<5泊6日>
宿舎:チウーホテル(長野県下高井郡山之内志賀高原一ノ瀬7149)

 

【パブ情報】藤森菜那選手

本部員である藤森菜那出演のお知らせです。

 

下記番組より取材を受け競技に向き合う様子が放映予定です。


NHK「めざせ!オリンピア
7月29日(月)21時〜21時50分 
NHKBS1にて放送になります。

 

藤森選手を高校時代から追いかけてくれている取材チームでした。


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対抗戦:うまくいくのが奇跡だったんだ!

7月7日(日)第40回立教大学対抗定期戦

7月14日(日)第69回法政大学対抗定期戦

と2週続けての対抗戦が開催されました。

 

競技成績は競走部HPをご覧ください。→こちら

40回、69回と長い歴史があります。

 

主催が両大学の陸上競技部(競走部)となる大会は競技するだけでなく、運営も自分たちで行わないといけません。

持ち回りで幹事校があり、1年交代で運営主体がかわります。

 

マネージャー陣の相当なマネージメント力が問われます。

(だから主務や副務やマネージャーは就職いいのです)

 

今年は法政戦が明治の当番となり、競技運営はこちらが仕切った訳ですが、当日は今までの競技会とは違ったヒヤヒヤ感です。主催者側の監督ということで、競技結果よりタイムテーブル通りに運営が行われているかとか、きちんと記録が公認されるのか、とか運営面ばかりに気をとられました。

 

途中、審判員から「補助員がきてないんだけど。」「用器具の片付けどうするの?」などいろいろご指摘頂き、学生総出で切り抜けた感じ。

 

準備段階から大変でした。マネージャー陣は今回相当苦労したようです。

 

明治には学生審判員がいません、またOBにも審判資格を持っている人が少なく、審判員を集められないことが一番の懸念でした。東京陸協や学連にお願いするのですが、7月は、対抗戦や競技会が各地で行われ審判員が足りません。マネージャーが一人一人に電話でお願いして回りますが直前でキャンセルが出たりと大変でした。

 

「400MHの高さ合ってる?」なんて。

 

 

なんせ長距離のメンバーがハードル設置してますから。
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どう動いていいか分からないながらも、みんな必死になんとか運営しようとする姿にとても清々しい気持ちになりました。

 

多少は審判団からお小言も頂きましたが、当然のご指摘なので、ありがたくお言葉頂きました。

 

今日のニュースに

「東京五輪の陸上競技「日本は世界の笑いモノになる」と元陸連幹部が警鐘」

なんてありましたが、帖佐先生のお気持ちわかりました。担当者のプレッシャーは半端ではないですね。うまくいくのが当たり前と思っていましたが、うまくいくのが奇跡だ。という感覚になりました。

 

将来はラグビーのように対抗戦がコンテンツとして評価されて放映権で売れるようになるといいですね。

 

終わると、スッタフ、OBを交えての大懇親会。競技ももちろん大事ですが、他校との交流で繋がれる絆こそ財産です。

 

大学の体育会は選手だけでなく、マネージャーが本当に成長できる場です。明治のマネージャー陣、「奇跡を起こしてくれてありがとう。」

 

 

古賀ユニバ銅メダル。団体金メダル。

関東インカレ2部落ちの後、「敗軍の将、兵を語らず。」とインカレの総括を控えておりました。今日、古賀が無事銅メダル、団体金メダルを獲得してくれたので少し思いを綴らせて頂きます。

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この間、藤森(女子100MH)の活躍、全日本駅伝予選での2位通過、ホクレンなどでの中長距離勢の自己新連発。と、スタッフ、選手はそれぞれに最善を尽くし、最高に近い結果を残してくれています。

 

そして今回のユニバでの阿部の銀メダル(10000M)、古賀の銅メダル(20KM競歩)。これでやっとここまでの活動に総括ができそうです。

 

本当にほっとしました。

 

インカレ2部落ちの最大要因は競歩勢の不振でした。競走部方針として、箱根駅伝の活躍、関東インカレ1部死守は大きな目標であり、絶対に失敗してはならない戦いです。

 

インカレ後、吉澤コーチ始め、競歩陣にはかなり厳しいことも言いました。「エリート競技ではなくレクリエーションスポーツになっている。」と。もちろん私自身に対してもです。

 

明治のように、総合的に選手を受け入れる事が出来ないチームにとっては、ある種目に特化して強化を図り、そこで大量点を稼ぐ。いわば、競歩の選手を推薦枠を使って入学してもらい、大量点を取る。というシンプルな作戦です。

 

4月のミーティングの時に、競歩ブロック長が「競歩ばかりに頼らないで、他のブロックも頑張ってください。」みたいな挨拶をしました。本人には悪気はないのですが、私には違和感がありました。甘く見ている。「もう自分たちは得点とるからみんなも頑張ってね。」みたいな認識。その点はブロック長に指摘して引き締めましたが、結果は案の定です。

 

更に、エースの古賀がユニバに決まっていたこともあり、陸連の今村部長から、「ユニバでは団体の金メダルを狙うために、古賀選びました、ついてはフォームの改善をお願いします。」とリクエスト受けていました。確かに古賀は失格になる可能性があるため、フォームの改善が必要な状況でした。吉澤コーチと相談して、陸連の三浦康二先生に、古賀のユニバ対策コーチをお願いしました。陸連の合宿などにも参加して、ゆっくり、じっくりフォームを固め改善がみられていました。

 

しかしながら、インカレが近づき、チーム状況、他校分析をみると、一部残留には厳しい情勢と感じてきました。そこで、競歩チームは必ず3名入賞、古賀は東洋勢と勝負して良し。と檄を飛ばしました。個人競技とは違うチーム戦での戦い方の難しさです。上述したように、明治の競歩は日本の競歩を支える一角でもありますが、大学においては一部残留の屋台骨です。ここで頑張らせなくては!という想いでした。まして私の監督就任一年目、私の出身種目の競歩で頑張らせなければ。でした。

 

しかし、結果は古賀が早々に失格、上位入賞期待した村尾が入賞外、永原が何とか下位入賞と想定外の最悪の結果でした。この時点で2部落ち決定。

更に古賀の失格は明治だけの問題ではなく、攻勢を続ける日本競歩界にとっても不安を募らせるような事態でした。同じユニバ代表の川野も失格になっており。ユニバで失敗した時の日本競歩界に与えるダメージを考えると。これは一大事という感覚でした。

翌日、ユニバで競歩の担当コーチをしてくれる東洋大の酒井監督を古賀とともに訪れて、残された期間での修正を誓いました。

 

ユニバシアードは、JOCの派遣となるので、陸上界にとっても大切な大会です。古賀がユニバに選ばれた3月からフォーム改善をメインに7月に的を絞ったトレーニングを崩してしまいました。このまま、古賀がユニバで失格となれば、古賀にとっても申し訳ないことをしたと。いう想いの残る1ケ月半でした。

インカレの後は、古賀のコーチを陸連の三浦先生に完全にお任せしました。フォーム改善のスペシャリストです。我々も傍らでサポートしながら勉強させてもらっていました。

 

ユニバで古賀のレースが終わって、やっとインカレの振り返りが出来るという気持ちでした。

そして、そしての今日、古賀3位。想定以上です。7位、8位でいいと思っていたので。

 

本当にほっとしました。

 

まずは三浦先生に感謝です。土日の練習、毎日の動画、スケジュールや練習の意味の講義、大変な労力を頂きました。

 

また今年より陸連事務局に入って忙しく飛び回る吉澤コーチが暖かく選手を見守ったこと。

 

少し、甘ちゃんだった選手達が、古賀の日の丸を背負う取り組みを見て意識改革して、一緒に頑張ろうとサポートしている姿。

 

インカレの2部落ちという大きな代償を上回る大きなものをこれから掴まないといけません。

 

古賀、よく立て直したと思います。本人が一番きつい時間だったと思います。よく頑張った。

 

 

 

 

 

 

 

チキンワークス様よりサポート頂けるようになりました。

学生スポーツですが、その運営には相当の活動費がかかります。

学校からの強化費、OB会組織や、校友会、一般の皆様からのご寄付がその活動費の根幹をなすのですが、部員保護者の皆様にもかなりのご負担をいただきます。日常生活の合宿所費用はかなり格安(一般相場)に設定しておりますが、これから行われる地方での夏合宿にはそれなりの自己負担金があります。

また、日常生活においても、昼食や治療費などは学生負担となります。そうなると競技者として大切な部分の食事、特に昼食にまでお金を回せなくなる場合もあります。

 

そんな状況をサポートしていただけるお仲間が現れてくれました。

チキンワークス様が昼食のお弁当をサポートしていただけることになりました。

チキンワークス様お弁当は、良質のチキンを使った高タンパク、低脂肪の、アスリート向けお弁当です。またダイエット用もあります。

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アスリートBOX

30日の日曜日に代表の鈴木社長自ら八幡山のグランドに85個のお弁当を差し入れしてくれました。とてもおいしくボリュームもある内容に選手も大変喜んでいました。

ありがとうございました。

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全日本大学駅伝予選会2位通過

23日(日)18:00より全日本大学駅伝予選が行われ無事2位通過、1位通過こそ東京国際大学に譲ったものの、選手全員素晴らしい、納得できる走りでした。

 

特筆すべきは8名中3名が自己新記録。競技者として最初の目標である自己記録をこうしたプレッシャーのかかる舞台で発揮出来ることはとても重要なことです。また3組トップの前田も切れ味鋭いスパートで組1位通過。大きな自信をつけて一皮むけてくれたような感覚です。阿部に関しては学連の理解(持ちタイム順で1組からエントリが原則)を得て1組起用。7月上旬のイタリアトリノで行われるユニバシアードに向けて、負担をかけたくないという配慮です。外人の多い最終組だとどうしても力を使ってしまし、本気のレースになってしまう可能性がありました。阿部を楽に走らせても2位通過は納得の結果です。

 

山本佑樹駅伝監督の手腕は見事です。今年も箱根駅伝のアンカー起用のみ結果が伴いませんでしたが、それ以外は選手の強化、起用に関しては素晴らしい手腕です。環境面さえ整えることが出来れば、必ず近い将来頂点まで行けると確信をもてるレースぶりでした。

 

しかし、上には9チームいるので、今回出場しなかった選手を含めてさらなる強化が必要です。

 

多くのご声援ありがとうございました。引き続きご支援の程よろしくお願い申し上げます。

 

1位 東京国際大  3:57:13.15

2位 明治大      3:57:26.03

3位 早稲田大    3:58:46.84

4位 日体大      3:59:29.30

5位 中央学院大  3:59:53.89

~以上が本選への出場権を獲得~

6位 中央大      4:00:11.12

7位 山梨学院大  4:00:31.56

8位 日本大      4:01:15.62

 

 

1組  

阿部 弘輝(4)  1位 29:25.36

櫛田 佳希(1)  7位 30:05.73 自己ベスト

 

2組  

加藤 大誠(1)  2位 30:04.45

酒井 耀史(3) 24位 30:55.14

 

3組  

前田 舜平(3)  1位 29:28.51

村上 純大(3)  9位 29:38.51

 

4組  

小袖 英人(3)  8位 28:52.49 自己ベスト

鈴木 聖人(2)  9位 28:55.84 自己ベスト

 

野球部優勝:駿台体育会総会懇談会

6月19日明治大学駿台体育会総会懇談会が御茶ノ水明治大学で開催されました。

駿台体育会は体育会各部とOB/OG団体の会員をもって組織された会です。現場の強化支援と親睦、大学諮問機関、学内学外への宣伝啓発と多くの目的役割を持っています。

 

17日には野球部が38年ぶりに日本一となり、冒頭から野球部優勝でお祝いムード全開。次第の中には、全国優勝表彰のコーナーがあり、ラグビー部、スケート部、拳法部、ボードセーリング部が表彰。

 

野球、ラグビー、駅伝が強化指定3部。ラグビー、野球と全国制覇。となると期待は駅伝も。となるわけです。先輩諸氏や他部からも期待の叱咤激励を沢山頂きました。

 ラグビー部の大六野部長のご挨拶の中で、「勝つと変わる。勝たないと解らない世界がある。」

容易な道のりではありませんが辿り着きたいです。


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