競走部監督ブログ 

明治大学体育会競走部監督園原健弘のブログ

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卒業おめでとう!さあ前へ!

本来であれば本日(3月23日)が明治大学の卒業式。

昨日(22日)が競走部の歓送迎会。

大学で学んだ、競走部で過ごした4年間を締めくくる象徴的行事が中止になったのは本当に残念です。学生には申し訳ないことをしたという気持ちがあります。

 

「歓送迎会だけでも開催しましょうか?」という声もありましたが、卒業式の前日に開催している日程・移動の負担も考慮して中止にしました。

 

2019年度の卒業生は箱根駅伝でシード獲得、関東インカレ2部降格と明暗分かれた結果を残してくれました。チーム編成、強化方針から言えば、「箱根シード獲得」が大きく優先され評価されます。

 

この年代、入学のタイミングで監督・スタッフ人事が大きく変わり、彼らの1年生時には部内は混乱状態でした。その後も箱根はシードを逃し、出場すら逃したこともありました。

そんな中、阿部主将を中心に短距離の富山、金子、競歩の斎藤、本橋、塩見マネージャー中心にいいチームにしてくれました。苦難を乗り越えたチームです。

 

本当に4年間よく頑張った。有難う。

 

君たちの卒業タイミングで起きた今回のコロナショックも何かそれぞれ意味を見出して今後の人生にプラスになるように変えてほしいと思います。

 

大学の4年間といえば、人生の中で最高に自由な時間を得られるであろう4年間。そんな4年間を競走部という枠組みの中で多少(でもないか)自由を、時間を制限しながら取り組んだ4年間。大いに意義があった時間だったと自信をもって社会に出てほしいと思います。

 

求められる結果や周囲からの期待へ応えようとする重圧、身体的な高強度のストレス、価値観の多様な中での集団生活、学年ごとに求められる役割の進化への対応、一般の学生が通常の生活では経験しないような状況の対処を経験し、失敗したり成功したりしています。

 

明治大学で学んだ4年間、競走部で過ごした4年間、自信と誇りをもって、さあ前へ!

 

以下明治大学HPより

【21世紀に入り、グローバル化が急速に進展した一方で、多様な価値観のぶつかり合いによる国家・民族間の相克や社会的・経済的格差の顕在化など、様々な問題が生まれ、世界は混迷を深めつつあるように見えます。日本では少子高齢化が進行することにより、新たな価値観に基づく社会システムの構築が模索されています。こうした現代社会が抱える諸問題に真摯に向き合い、グローバル・パートナーシップを醸成して問題解決への取り組みを重ねることによって、ともに持続可能な社会を築いていくことが、いま求められています。

そこで重要になるのは、一人ひとりが人類の英知に学びながらそれぞれ個性を育み、多様な個性を尊重しつつ、社会のあらゆる場面で協同することを日常化することです。明治大学は、2031年に創立150周年を迎えます。これまで、建学の精神である「権利自由、独立自治」を体現した多彩な人材を輩出してきました。これからも、多様な「個」を磨き、自ら切り拓く「前へ」の精神を堅持し、社会のあらゆる場面で協同を進め、時代を変革していく人材を育成します。これら人材の育成に必要な教育の基盤は研究、すなわち知の創造にあります。各専門分野を牽引する独創的研究を推進するとともに、学際的・国際的連携によって知の厚みを蓄え、新たな課題に挑戦します。建学の精神を体現した人材の育成と知の創造を通して共創的未来へと前進します。

さあ、ともに前へ!】

 

 

競走部HPも4月に入れば皆さんから新入生に入れ替えられます。以下に残しておきます。

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